BASEのメリットとデメリット

こんにちはHammy'sの浜野です。

2022年2月にHammy's Online Storeをリニューアルして3ヶ月が経過しました。ネットショップはBASEを利用しています。

おかげさまで多くのお客様に利用していただき、砂川の実店舗に足を運べないお客様や、急なギフトなどに便利とご好評をいただいておりました。

リニューアル前はECにはなかなか注力できない環境でしたが(これまで妻一人で運営していたので)、リニューアル後は僕の得意分野ということもあり、EC運営に真剣に取り組んできました。

今回自社ECを「BASE」を選択した理由は、仕事でがっつりBASEを触ったことがなかったからです。EC制作案件をいただいたときにBASEも提案できるように、自社ECをBASEで制作・運営し、色々と実験をしようと考えたからです。

※株式会社Hammy'sは雑貨屋の運営のほか、ホームページ制作やECサイト制作事業もおこなっています(詳しくはこちら

BASEでECサイトを運営する5つのメリット

BASEを使ってわかったメリット

まずBASEのメリットを紹介します

  1. 初期費用・月額費用0円の圧倒的コスパ
  2. 超簡単にサイトデザインを作れる
  3. BASE専用アプリユーザーもそこそこいる
  4. 外部サービスとの連携が充実している
  5. 豊富な拡張機能

パッと思いついたBASEの良いところです。ひとつひとつ解説します。

初期費用・月額費用0円

BASEの最大の特徴でBASEが選ばれる最大の理由がこちらです。ECサイトを作るだけだったら本当に1円もコストがかからず作ることができます。すごい!

では逆にBASEではどんな時にお金がかかってくるのか。

ひとつはBASEに出品している商品が売れたタイミングで、利用料3%と決済手数料3%+40円といった料金が発生します。(月額有料プランでは変わってきます)

「売れなければお金がかからない」という料金体系は、はじまったばかりのビジネスや、まだまだ小規模なお店にとっては大変ありがたいことです。個人の作家さんや、商品数が少ない商店にBASEが人気の理由はこういった理由からです。

超簡単にサイトデザインを作ることができる

ネットショップを作るにあたり必要な特別な知識等がなくても、本当に簡単にサイトのデザインを作ることができます。極端な話、InstagramやFacebookに投稿ができるようであれば、BASEでお店を出すこともできるでしょう。それくらい簡単です。

もちろんすべてが自由にデザインできるわけではなく、自由度は低いですが。

また、お金を払って有料のテンプレートを購入することもできますので、使用する画像にオリジナリティを出せばそれらしいお店を作ることも可能です。

しかしサイトデザインに関してはBASEだけの強みというわけでなく、各社簡単にサイトを作れる仕組みが提供されています。

BASE専用アプリ「PAY ID」ユーザーもそこそこいる

BASEが運営する「PAY ID」というショッピングサービスがあり、そこそこの利用者がいます。BASEでECサイトをオープンするとPAY ID内に出店もすることができます。イメージ的には楽天市場のような感じで、直接商品を検索されます。

オープンしたばかりのショップは当然集客が弱いわけですが、PAY IDの恩恵を受け、ほんの少しアクセスしてもらうことができます。(売れるかは商品次第なのでなんとも言えません)

外部サービスとの連携が充実している

BASEは外部サービスとの連携がとても良くできていて、Hammy'sでは店舗のPOSレジで使用している「スマレジ」と在庫連携(有料)をしていて、クラウド会計ソフトの「Freee」には売上などの情報を同期(無料)しています。

無料の連携アプリもたくさんあるので、外部WEBサービスを使っている方にはかなり便利だと思います。

豊富な拡張機能

BASEの基本機能はかなりシンプルで、実用していくにはアプリ(拡張機能)を追加して自分の使いやすいようにカスタマイズしていきます。

拡張機能と聞くと難しそうな感じがしますが、まったくそんなことはなく、基本的にはただポチッと選択するだけです。

例えば、送料を独自に設定したり、カテゴリの並べ替えをしたり、CSVで商品情報を登録したりなど、運営していく上で必要な機能を追加していきます。

よくあるECサイトサービスでは機能が多すぎて訳が分からなかったり、難しく感じてしまいます。BASEはそのようなビギナーの方に使ってもらいやすいように、余計な機能はつけないでいるんだろうなと感じます。

使って分かったBASEのデメリット

さてBASEのことをたくさん褒めたので今度は悪い点を。

Hammy'sは雑貨屋として実際に300点ほどの商品をBASEで出品しています。その上で感じたBASEを選択するデメリットです。

あれ?手数料高くない?

メリット1で紹介しましたが、「初期費用、月額費用が0円」というのは紛れもない事実ですが、実際に売れ始めると利用料3%と手数料3.6%+40円が高いことに気が付きます。

例えば1,000円分のものが売れた場合、

利用料:1,000円の3% = 30円
決済手数料:1,000円の3.6% + 40円= 76円

つまりBASEで1,000円の商品が売れた場合、合計106円の費用が発生します。

あれ?10%以上手数料かかっちゃうのね。」と、ここで気が付きます。

基本的に多くのECサイトサービスや、カゴが決済部分で3%〜4%程度手数料がかかります。しかしBASEには利用料3%が余計にかかってしまうのです。

そりゃ月額費用がないから仕方ないのですが、10万円売れれば3,000円、20万円なら6,000円が手数料として引かれてしまいます。

もちろんそれでも十分に安くて便利なのですが、手数料が5,000円を超えるようなら、他社の有料サービスと変わらなくなってきます。

BASEはシンプルで簡単な機能のサービスですが、逆にいうと拘ったサイト制作ができない。より売り上げを上げていくための動線設計などがかなり弱いです。

ここまで売れてきたらサイトデザインの自由度が高く、イチから自由に設計できる他社サービスのほうが結果的に伸びるのでは・・・?などなど考えてしまうかもしれません。

売上が伸びてきた店舗用に「グロースプラン」というものが登場しましたが、ランニングコストだけを見れば安いですが、機能面は変わりません。きっと他社へ引っ越してしまうお店が多いのでしょう。

いつか他社サービスへ引っ越すなら

BASEで頑張り売上が伸びてきたら、BASEから他社へ引っ越せば一番コスパがいいのは間違いない。

ただBASEから他社へ引っ越すためのECサイトのリニューアルってなかなか体力使うんです。もちろん自分でサイトを構築できればお金はかかりませんが、BASEで叶わなかった理想のECサイト作りをするには専門知識が必要なことが多いです。

では弊社のような制作会社にお金を払って作ってもらうか…
それなら最初から別サービスで作ればいいのか…

などなど色々と考えてしまいますよね。

どのような選択をするかは自分次第ですが、ECサイトをオープンするにあたり売上予算や目標をしっかりと設定し、どのサービスを使うかを選択することが重要です。

僕の結論では、月商15万程度の売上を設定した場合、手数料が5,000円かかるので他社を利用した方がいいと思います。

まとめ

EC開業の理由が「趣味の延長作ったものをECで販売したい」と言った具合だと、間違いなくBASEが最適解です。本腰入れてやっていくなら他社サービス。(今度色々比較してみますね)

というわけで弊社はBASEから他サービスに引っ越そうと検討中です。夏までにリニューアルを済ませたいと思います。

追記

この記事を書いてから2ヶ月後。いよいよShopifyに移行しました。たくさんの国内ECと比較しましたが、今後を考えてさらに勢力が大きくなっていくだろうShopifyを選択しました。

その辺のことをこちらに書いたので是非拝読ください!

ECサイトをBASEからShopifyに移行した理由